7月4日の日記

　今日は大雨だった。天パの髪が元気いっぱいでまいった。
　仕事の休憩中、色川武大「狂人日記」を読む。最近文芸文庫で購入。前から欲しかったけど1300円に躊躇してた。ついに思い切りました。やっぱ買ってよかった。途中までしか読み返してないけど、良い。何がいいんだろうなあ。主人公の自分、周りの見方が合うのだろうか。気持ち良い話じゃなく、とても重いんだけど、引き込まれる。買って正解だな。
　そういや休憩中、パートさんと動物占いの話をした。私はペガサス。「波乱万丈のペガサス」。とにかく自由を好み、めんどくさがりで、何でも忘れる。そして人に理解されず、自分でも自分がよく分からないらしい。う〜こんな人やだ。でも皆さん「あ〜。あ〜。」と納得されてる模様。そんな認識なのか私。軽くへこむ。ケーキ占いとやらでは卵ボーロだったなあ。あれはとことんひどい言われようだったっけ。
　最近本をよく買う。借りもするけど結構買ってもいる。待望の穂村弘さん新刊「本当は違うんだ日記」。穂村さんやっぱ素敵だ。最初のエッセイ「世界音痴」と雰囲気が似た感じ。この人は新刊出るたび買ってしまう。
　そして今日は高山なおみ「日々ごはん4」。料理家の日記。私は日記好き。最近はネット上の日記はあまり見なくなったけど、学生時代はよく見てた。今図書館で借りてるのも島尾敏雄「死の棘日記」だし、そういや銀色夏生のつれづれノートも最近買ったな（今年で最後らしいのがショック。毎年買ってたのに。）
　なんでこんなに日記に惹かれるんだろう。単なるのぞき趣味か。一番好きなのは武田百合子「富士日記」。凄く好き。一番好きな本を聞かれたらこれをあげるかもしれないくらい好き。
　明日の仕事は昼からだから、午前中は積読状態の本でも読みますかな。